納車された直後にトラブルに見舞われたラムバンを買った方からの相談が最近一気に増えました。
遠方で買われ、今年の3月に納車されたばかりだそうで、
納車されて数日でエンジンチェックランプ点灯・・・
すぐに相談に来られましたが、僕が連絡先メモを洗濯粉砕した事件や、
自社抱えている業務優先だったりでやっと少し前にお預かり。
1999年モデル新車並行 48000マイル。
最近は走行距離が若くて新車並行、値段もそこそこ高い\車両のトラブル発生率が高いのか?
なぜこんなことに(´;ω;`)ウゥゥ
新車並行のショーティ コンバージョン。
外は結構綺麗です。
チェックランプが点きっぱなしだし不安で乗れない。
観音ドアの小窓が開かない、3列目の電動ベッドが動かない。
との事で、納車されてからほとんど乗っていないそうです。
対策済みだから、乗るのに支障ない、
チェックランプが点いたら自分で消してと新品の簡易テスターを納車時にもらったそうですが、
お客さん自身、使いこなすスキルと勇気はなく、やはり直したい。
普通に乗りたいという事で入庫されました。
エンジンチェックランプはP0442 EVAPスモールリークです。
真っ先に疑われるのは配管の損傷。
定番の破損個所、キャニスタータンクのコの字ホースは交換ではなく、アルミテープ対策・・・・
ガスキャップが原因という事例もあるので確認すると、
ガスキャップは社外品に交換済み?のようでした。
タンクを取外し、各部に対策されたテープをはがします。
配管はそれほど悪い状態ではありませんでした。
原因は配管の損傷では無くこれです。
キャニスタータンク内の活性炭がケース内で密閉されているはずが外部に出てきてしまいます。
解体車から中古のタンクを取って来て入替え。
ついでにコの字ホースも良く破れるので新品に交換。
在庫今の所はたくさんあります。
元に戻して試運転。
何度かテストし、走らせていますがチェックランプも再点灯しません。
これで良いかと思います。
P0442トラブルコード。
USAの各州でも違う環境問題対策のために備わった装置で、異常があるとチェックランプが点灯しドライバーに修理するよう知らせてきます。
この揮発ガスに関するトラブルは走りに大きく影響はしないと言われていますが、
1・エンジンチェックランプが点灯する
2・車両の付近が燃料臭い
3・燃費の悪化
4・アイドリングが不安定またはエンストする
5・エンジンの始動が困難になる
1~5を見ればわかりますが、実際は影響が無いわけではありません。
やはり状況が悪化したケース4.5にはまる前に対策されていることが好ましいです。
問題が無ければチェックランプは点きません。
買ったばかりで今から乗っていくはずのラムバン。
納車直後に何か問題あると疑わしいので、
他も見といてとなるのは当然かもしれませんが、
簡単な目視チェック。
エアコンガス漏れの疑いがあります。
エアコンをONにすると配管が凍結します。
ガスが規定量入っているかなど、もうすでに暑いのでチェックした方が良さそうです。
納車後、初の夏にエアコンが効かないのは辛いと思います。
エアコンの修理は構成部品も多くお金がかかる傾向にあります。
ブレーキホースや片側のアッパーアームは新品に交換されていますが、
ステーが針金で止められています・・・・。
通常はボルト止めです。
タイヤも溝が全然ありません(´;ω;`)ウッ…
ヨコハマジオランダーでここまで減ったタイヤはあまり見ないので限界は迎えています。
外側、内側の減り具合からすると足回りに問題がありフロントタイヤが八の字の状態で長年走行したか、
タイヤ外側角が減ってきたので、
一度タイヤをひっくり返して履き直し、かなり粘って履いた?
と勝手に予想します。
通常このように外側内側が平均的に減るような車ではないです。
中古車なのでタイヤの溝なんて減っていて仕方ないものではありますが、
不具合の多いラムバンに関しては他の部分の修理にも費用を食われるので、
タイヤ4本新品交換費用も地味にダメージを負います。
購入されたAさんが知っているかは分かりませんが、
スペアタイヤもありません(´;ω;`)ウッ…
履いているタイヤは溝無し、応急スペアタイヤも無し・・・・
ご夫婦が出先でトラブルに見舞われた際を想像するとゾッとします。。
もし無いようでしたら中古のスペアタイヤ、確かあったと思うので格安で譲れそうなやつを探しておきます。
マフラーもアルミテープ対策。?
各部整備はされている形跡はありますが、
こんな数か月で破れてしまうようなブーツは何の素材なんでしょうか・・・(´;ω;`)ウゥゥ
社外のアイドラアーム。
そもそも付けた瞬間からガタ出ている物も存在するので、
どこのメーカーかは不明ですが、良い部品を付けたいものです。
こちらも早速左右共にがたついてました。まだ納車後500キロ乗ってないと思います。
ネットで安く売っているやつはダメな傾向にあります。
新品、問題ない車両は左右ともほぼガタありません。
ストラットのブッシュも隙間が大きいので、痩せきっており踏ん張りが効かず、
走行時、ふらつきます。
タイヤがすり減っているのもふらつく原因に貢献しているようにも思います。
ブレーキキャリパーは左右交換済みのようです。
エンジンマウントは片側深い亀裂が入っています。
走行は48000マイル。新車並行車です。
千切れませんように・・・・(´;ω;`)
この溶接痕。
マフラーは触媒の中身が抜かれており、
排気ガスが臭く、音もうるさいです。
触媒内の破損も何故破損したか、様々な事が考えられます。
触媒は値段も高いです。
結構な出費になりますのですぐにはお金が回らないと思います。
Tパイプもプラスチックなので、
突然折れる前に対策したい所。
アメ車だし古いから仕方ないと一言で片づけられたらそれまでですが、
買う側も色々とこの古いアメ車については今どのような状況にあるのか、
知ったうえで買う必要はありそうです。
中古車について、消耗している、不都合箇所があるなど仕方のない部分もあると思います。
その点は日本車も外車も同じです。
ただ古くなったアメ車は想像以上に状態が悪く思ったよりも出費が続く場合もあります。
昔のラムバンは、走行距離巻きしてある中古並行車は、壊れるでしたが、
今は新車並行車の走行距離がそれほど多くない車両でも平気で壊れます。
値段が高くても多数の問題を抱えている車両もあります。
車両サイズも大きく、並行車、他店での購入車は外車整備工場でも断られるケースもあるので、
ご注意です。
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